九月の断章

日々の研究や日常から感じたり考えたりしたことを綴っています。

2019-01-01から1年間の記事一覧

「史料読解ワークショップ」開催の記録

雨のハイデルベルクからこんにちは。 今回はドイツでの滞在記ではなく、活動の記録として、渡航前に日本で開催したワークショップの開催レポートのお知らせです。 今年2019年7月8日に、Historians' Workshop(という、リサーチ・ショウケースや、歴史学に関…

ベルギー滞在記②ゲントの夏と車内の「社会」

駅前の売店でお兄さんの笑顔とともに、ベルギーっぽくワッフルを買った。 ワッフルを朝ごはんに、この日はゲントへ向かう。 ちなみにゲントに来た経緯はこちら:https://twitter.com/mit0919sahne/status/1146815020644179968?s=21 ▼ゲントの聖ピーター駅は…

ハイデルベルク③学食と大学生 —大学の街で

1週間目その2。 ドイツ最古の大学である、14世紀から続くハイデルベルク大学。 ▲大学図書館 そんなここ大学街での、ここまでのご飯事情と、ハイデルベルク大学の学食、街で見かけた大学生、そして出会った人々から環境問題と生き方について考えたことを今回…

ハイデルベルク②ネッカー川の街へようこそ!

ハイデルベルク生活1週間目について、つらつら書いていきます。 さて、2日目の朝。 お家の入り口に葡萄の垂れている生活。 この日は授業を終えて、住民登録をしに市役所へ行くことにした。 Googeln(ドイツ語で「ググる」)すると、ハイデルベルクの住民登録の…

ハイデルベルク① 月曜朝のカオス

ハイデルベルクの朝です。 今日はドイツ語コースの初日。 初日は8:30に来てと言われていたので、ショコブロートヒェンを齧りながらだいたいその時間に行くと、昨日車で知り合った中国人の女の子がいて挨拶をする。 「レベルはどこ?」 「これから確認すると…

ベルギー滞在記① ルーヴェンの中の第一次世界大戦

今回のベルギー滞在の拠点としたのがルーヴェンというブリュッセルから見て東隣の都市。 さあ、ルーヴェンヘ。 ガラス張りのモダンなルーヴェンの駅で降りると、最初に目に入るのが、大きな記念塔だ。 プレートの右側には市民の、左側には兵士として、第一次…

空の大冒険

こんばんは。(現地時間) 夜に出発する便で日本を発ち、寝て・ご飯食べて・映画観て、をひたすら繰り返したのち、現地時間の夜まで起きているために睡魔と戦っている永月です。(その間に書く) ドイツ滞在記をこのブログに付けていこうと思っているのですが、…

009への愛を語る。

こんにちは。梅雨ですね☔️ さてこの度、ペンネーム(=研究以外)にてトークイベントを企画していただくことになりました。テーマは「サイボーグ009(ゼロゼロナイン)」! ★詳細はこちら↓↓ Facebook:https://www.facebook.com/events/952447801592644/?ti=ia 登…

さわやかにいきたい。

さわやかな5月の風に吹かれて歩く度、現実の5月は好きだし、もはや5月という概念が好きだとおもう永月です。 この油画のような水を湛えた五月……。 ◆ 腰が痛い。 と唐突に痛み始めたのが3日前。 今週末は西洋史学会で静岡に行く予定なのですが、往復のバスで…

タピオカと紙芝居

こんばんは。永月です。 10連休ですね。みなさんいかがお過ごしでしょうか。 もともとこのブログは書きたい記事(ファシズムの体験学習のレビュー)があったのが大きい理由で開設して、わりと真面目なスタンスでいたためにせっかくのブログという場をあまり活…

gemütlichな空間とおちゃめなオーナー

世間はクリスマスイブ。夜空には煌めくイルミネーション。 僕はといえは、新橋の雑居ビルに閉じ込められていた——。 ◆ この日、僕はとある二つのギャラリーに行くことにした。 ひとつめに、西荻窪のstudio Teというギャラリーの個展を訪れた。西荻窪にはよく…